第147章 中山美由を見つける

警備員たちは足を止め、それ以上手を出さずに、視線だけを桜井部長へ向けた。

「……何が言いたい?」

桜井部長は工藤達央を見据え、淡々と告げる。

「命乞いなら遅い。うちの会社に乗り込んで騒ぎを起こした以上、こうなるのが筋だ」

「今日は機嫌がいいから脚を折るだけで済ませてやる。だが運が悪けりゃ――命はない」

工藤達央はわずかに眉をひそめた。

やけに横暴だ。裏に相当な後ろ盾があるのだろう。でなければ、ここまで露骨に強気には出られない。

「話が違うな。俺は人を探しに来ただけだ。騒ぎを起こしに来たわけじゃない」

「友人が確かにお前らの会社に入った。会わせないだけならまだしも、こっちを潰し...

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